J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2004年03月19日(金)    俺とレイが恋愛関係になるってか?

J (3.秘密の恋愛)

4. 無常 (19)


だからどうにもならないんだ。
僕が君を好きでも。
君が僕を好きでも。
どうしようもないことなんだ。

だが。
これから始まる運命は?
この今から始まる運命だってあるのじゃないか?

運命。
生まれてきた順番。
これから始まる運命。
確定。

けど、これから、ってこともあるのじゃないか?
でないと言っていることに整合性がないじゃないか。


、、、しかし、よう。

何が始まるっていうんだよ。
俺とレイが恋愛関係になるってか?

ばかなことをっ!
言うんじゃないぞ、、、こら、。


・・

「すまなかった。レイちゃん。」私はおもむろに詫びました。

レイはその言葉に悲しげな表情をして言いました。

「何も、何もすまないことなんか、ないです。」
「、、、そうか、。」

私はまた押し黙ってしまいました。
もはや話す言葉がなくなってしまったのです。
レイもまた黙りました。

私たちは窓の外に目を移し、
大阪の夜景をじっと見つめました。

時間が止まったように過ぎゆきました。



‥そこへ背後から呼びかける声。 誰?


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