J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2003年01月20日(月)    このコが僕の妻になるんだ、、、

J (2.結婚)

1. 結婚前夜 (9)


友美さんにはお姉さんがいて二人姉妹でした。

お姉さんは結婚して家を出ていました。

そのため、友美さんのご両親は、

友美さんに婿を取って家業を継いで貰いたいと願っていたのでした。



そこへどこの馬の骨とも分らない30前の私が、

まだ二十歳そこそこの友美さんとの結婚を申し入れたですから、

当初頑なに反対されたことも分らない事ではありませんでした。



また私は長男でした。


何もそんなオトコとよりによってこんなに若いうちから、、、

それが友美さんのご両親の本心であったかと思います。



こうしてこの晩のように、
私が家族のようにもてなされるようになったのには、

もう既に友美さんのおなかには新しい命が宿っており、
そして私たちの結婚式がもう目前であり、
全てが確定的であるからに違いありません。


友美さんのご両親はアルコールを一切やりませんでした。
タバコも、、、まったく飲みません。
そして、私はアルコールが大好き、タバコはヘビーでした。


私は窮屈に食事を戴きました。



友美さんが気を利かせてビールを買って来てくれましたが、
一人で飲んでいるっていうのも味気ないものですし、
一人で酔ってしまって、また思わぬ失態をしてもまずいので、
結婚式や新婚旅行の話をしながら、私はおとなしく食事をしていたものです。

友美さんはもっぱらご両親と私の話を聞いているばかりで、
なんやかやと私の面倒をみながら、黙って食事を取っていました。



実家に戻ってくつろいだ雰囲気の友美さんは、
表で見ていたころよりも、ずっと柔らかく見えました。


まだ22歳の友美さん、

あどけなさが残っている友美さん、

性格もカラダも柔和でふくよかな友美さん、


、、、そんな友美さんでした。



このコが僕の妻になるんだ、、、

僕の子どもを産んでくれるんだ、、、


僕はこのコを愛していかなくっちゃ、、、



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