J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2002年12月21日(土)    5. 記憶にない夜

J (1.新入社員)

5. 記憶にない夜 (1)


その時私はレイと何を話したのか記憶にありません。

何故だか、私の隣にレイが座っていて、何かを話していた、、、
私の記憶にはそうとしか残っていませんでした。

けれども、レイはその時の話を記憶していて、
それがその後、私とレイの関係に影響を及ぼした、のです。


私の記憶にない話、
ですが、
確かに私が話したという話、

3年後、レイの口からその話を聞いた時には、
私は自分の気持ちに疑いを持ち得なかった、、、


しかし、ここではその話は書きません。

この物語が3年後に駒を進め、
レイが私に向かってその話をする時までは、
私はその話の記憶がないままににして、筆を進めなければなりませんから。



その時のレイとの話についての記憶がないのと同様、
私はその他の出来事についても、うっすらとしか記憶にありません。

よっぽど私は酩酊してしまったのです。



花火が終わり、皆で片付ける段になりました。

なのに私は一部の連中と一緒に飲み続けていました。

大方が宿舎に引き上げた後も。

レイは、どうしてか先に宿舎に戻りました。



最後は、数人の新入社員と、私と友美さんが残っていました。


友美さんは言いました。

「純一さん、お散歩、どうします?、」




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