J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2002年11月18日(月)    2.夏季研修

J (1.新入社員)

2.夏季研修 (1)


3月の終わり、レイは入社しました。

当初の予定通り、レイは営業部に配属され、
私のセクションで私のアシスタントとして働き始めました。


私のセクションには課長がいませんでした。
部長直属のセクションでした。
スタッフは私と、私と同年の矢崎、入社3年目の宮川、
在庫を管理する鏑木さん、の4人、
その他に新規事業のため外部から顧問として来ている先生がいました。

矢崎は英語が堪能でしたので、主に輸入の窓口をしていました。
営業窓口は私、そして私の部下である宮川の担当でした。

そしてそこに、彼女、レイが加わったのです。


私は彼女をしばらく放っておきました。
高校を卒業したばかりの彼女には、
仕事を教える前に備えてもらいたい素養があったからです。

先ずは会社に慣れること。
社会に慣れること。

礼儀作法、電話の受け答え、挨拶、など、
社内の様子を肌で感じて勉強してしてもらう。

ひと月もすると、レイは垢抜けてきて、
いっぱしのOLっぽくなってきたものです。


私としては毎日が忙しく、
結婚が近いこともあって公私共に多忙な日々を送っていました。


夏も近づいたある日、私は部長に呼ばれました。



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この物語はフィクションです。

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