弱い犬ほど良く吠える、とは言ったもので。 昔の人は素敵な言葉を伝えてくれる。 なんて的確に。
俺を指し示すものか。
素敵な劣等感と敗北感に苛まれるこの数十年(爆) 父親に対するそれは、絶大な羨望だったのかもしれない。 あの遺伝子を継いだはずの俺は、どうしてこうも。 意識せざるを得ない期待感。 それに答えられない挫折感。 ソレを多分。 乗り越えることなんてできない。 否。 しようとは、しないのだと思う。 解ってる。 解ってるよ。 やらなきゃ行けない事も、すべき事も。
責めているのは。 他の誰でもない、自分自身で。
慰めは、役にはたたなかった。 気にするな、大丈夫。 言われる度に否定するのは、自分で。 納得しないのも、それは既に無意識で。
今歌われる『敵』を思う。
結局。 打ち勝たなければならないのは、自分自身。 でもそれは最大にして最強の敵であり。 人は多かれ少なかれそれと戦っているのだろう。 誰もが言う事だ。 ただ。
打破できないこの事態。 逃げだけを覚えた、弱い弱い犬がそこにいるわけで。
誤魔化して、逃げて、その先に何もないことを知ってる。 足を止めず、前を見て、進んだ先に。 何があるのかということに、ただ。 僅かな希望ですら、見出せないだけ。
最終宣告は、自分でするものではない。 そう聞いたことがあったような。
でもさー。 一言言わせてよ。 自分の事なんて結局、わかるのは自分だけでしょ? その自分が、決断を下してるんだ。 限界を感じた時が、限界? 限界だと思わない限り、前に進める? それは少なくとも。 自分の中に『可能性』を見出せる人間だけに許されてることなんだ。 挫折、なんていうものは。 強いて言うならば。 恐らく今置かれている事態なんかよりずっと深く。 むしろ自分の存在事態が挫折なんだと、思う。 そう、思ってきた。 慢性的な劣等感は、多分年齢と同じだけ続いて。 ただそれが巧妙に隠されているだけで。 こうやってたまに顔を出しては、眠れない夜を連れてくる。
焦る。 焦る、焦る、焦る。
追われる。
そんな感覚。 息も出来ない。 ただ救えないのは。 息をしようと浮上する事をしない、負け犬。 自覚してツバをはく、自分。
嫌な事も適当にこなす、という事ができない。 ただ、嫌だ、といって拒否することもできない。 好きな事に没頭する、という事ができない。 没頭した先にある現実を、前向きに想像する事ができない。 一つの事に心を奪われる、という事ができない。 いつでも、どんなときでも。 彼の言葉を借りるなら、そう。 斜め後ろから見てる、妙に冷静な自分がいる。 ただ彼とは違うのは。
俺はそんな自分に、戦いを挑む事を。 決してしないのだろう。 そしてそんな自分は常に。 俺自身の存在を否定し続けるのだろう。
描いた未来を、言葉にする。 願望を言葉にする。 御立派な理論武装までして、そんな未来を語る俺が守るのは。 隠しているのは。
所詮どこまで行っても負け犬でしかない、自分。 負け犬であることにリベンジさえかけようとしない、自分。
違うよ。 ぶっちゃけた話。
解らないんだ。
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