よく見る夢があった。逃げても逃げても結局は、逃げれてない夢。押入の向こう側にいけない。物干し台の向こうにはいけない。塀の向こう側にはいけない。いつも限られた空の空間でしか動けない。 だから目覚めたときはいつも閉塞感に悩まされていた。めっちゃ気分がブルーになっていた。 たまにその向こう側にいけたりすると、夢から覚めたときは、ものすごく爽快感、開放感、自由な感じでいっぱいの気持ちになる。でもそれはめったになかった。 昔はそんな夢をたくさん見てた。今でこそ、ごくまれに見る夢になった。それはうれしいこと。だって原因はわかっているから。見ないということは、もうそれに縛られてない、捕らわれていないということでもあるから、ほっとすることである。
|