hazuki's diary

2020年02月23日(日) 行ってきた

2月23日の日記

この日は、長野県に出かけてきた
「この時期に旅行?!」と顰蹙を買いつつ・・・
でも、元々去年の台風で被害を受けた地域のために国が助成金を出して旅行需要を促進しようという話に乗って決めた旅行だったから、コロナウイルスで中止にするのもどうかと、迷いつつ
結局、相模原でどんどんコロナウイルスの罹患者が出ている状況だからどこにいても一緒だしと出掛けることにした
それでも、行った先で、いろいろ考えてしまう羽目になったのが辛いところだった・・・

一日目は長野駅へ出て善光寺参り
この日乗った電車は団体臨時列車で、新宿から長野への直通列車
通常松本までしか行かないあずさの車両を使って長野駅まで行けるというレアな列車だった
団体専用ということは、旅行会社のツアーを利用したわけだけれど、全部で11両、ほぼ満席だった
途中、松本で降りるツアーの人もいたり、長野駅へ到着した人の人数はわからないけれど、決して少なくないツアー客が一斉に長野駅から善光寺へ向かった

駅から善光寺までは駅前のバス乗り場から路線バスを利用
ここで、おまえは気付いただろうか
ん・・・、凄い人数が路線バスに殺到したわけだ
つまりバス乗り場はかなりの混雑

その時に、バス乗り場でベンチに座っていた人(年配の女性3人ほど)が、観光客の列を忌々しく眺め、こう言った

「まったく、これじゃ地元の人間はバスに乗れないじゃないねぇ」

俺は、列に並びながら(ああ、そうか、もしかして迷惑だったのか)と、チラッと思った
ただ、その時、バスは満員にはならなかった
でも、その地元の人は、バスには乗らなかった
ベンチでバスを見送っている女性たちを見ながら、観光客で混雑してしまったから申し訳ないなぁと思いながら善光寺へ向かった

その時は、気づかなかったんだ
満員ではないバスに、その女性たちが乗らなかった本当の理由には・・・

二日目、長野県を大移動して最後に行った観光地、下諏訪の諏訪大社
大社の前にある煎餅店で、店主の男性が試食用の煎餅の前に置いた爪楊枝の取り方で、客にひどく怒っていた
爪楊枝の入っている容器を持ち上げずに、一本だけ取るように、そう何度も注意していた
楊枝の入った容器は、卓上に置けるもので楊枝が何本か入っていてボタンを押すと一本だけ出てくる仕組み
でも、使い方がわからない客が、容器自体を手に取ってしまう
それをみて、店主は怒る
ボタンだけ押してくれないと、また消毒しなきゃならない、そういう意味だった

つまり、店主も、長野駅の女性客も、観光客はウイルスに見えているってことだったんだ
それに気づいた時は、もう旅も終わりの頃だった
なんだか、旅行へ行って、悪かったんだな
長野の人々にしてみたら、都会の人は汚染されているわけで・・・
中国の人が日本へ来るのを忌々しく思う日本人は相当いるけれど、自分が嫌がられていることに気付いた時の気まずさと言ったら、もう、な
だから、行かなければ良かったのかもしれない
ただ、長野に金を落としたのは事実だから、少しは役立った事もあるだろうと自分を慰めてみたりする


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LM 葉月 珪 [MAIL] [HOMEPAGE]