| 2015年05月01日(金) |
名探偵コナン2015劇場版 |
名探偵コナンの劇場版は、ここ何年かずっと4月の半ばに公開されていて、いわゆるGW映画の柱の一つといえるだろう 同じ時期には必ずといっていいほどクレヨンしんちゃんの映画もあるから、やはり子供たちに映画館に来て欲しい、そういう思いがあってこのスケジュールなのだろうと思う
つまりは、コナンの映画も子供向けであって、大人は子供を引率してくる立場ってのが正解なのだろうか でも、コナンの場合推理物好きな大人の需要もあるわけで、子供にも大人にも喜ばれるものをってのはかなりの難題 だからなのか、子供には難しすぎて、大人には物足りないって映画になってしまったり・・・ 微妙なさじ加減、相当苦労するだろうなと思ったり
そんなこんなで、なんだかんだで・・・ 結局「面白くなかった」って意見が数多く出ている今年のコナン劇場版 俺も期待せずに観たし、実際、そんなでもないかって気がしてしまった
が、しかし あることに気づいたら、今年の映画のもつ意味を非常に深く考えられた その「あること」はネタばれになるから読むには注意
以下ネタばれ
今年のコナンは、怪盗キッドがメインになっているような感じだった だから、今年は怪盗キッドのファンのために作ってみました的なものって意見が多い でも、実際は違うと思う 本当の映画の価値は・・・・
殺人事件がなかったこと
コナンが推理してゆく事件は、たいてい誰かが死んでいる でも、子供たちが観る映画で、バカスカ人が死ぬのはちょっとどうだろう そう思うことも多かった だから、今年の映画は誰も殺されていなかったことが非常に価値がある 数人死んでしまう人はいるのだけれど、その人が死んだことにコナンたちは関わらない どちらも不幸な事故で、それをどうにかするって場面は全くないし、死んでしまう場面のクローズアップもなく血まみれてきな描写もないから子供が見ても恐怖感はないと思う
殺人事件は起きない だけれど、コナンは推理するし、観ている人も一緒に考える これは、すごい事だと思う これだけ殺人が多いコナンにおいて、誰も殺されずにハラハラ出来るって、すごいだろ
劇中、ある人物がキッドのことを「目的のためなら殺人もする犯罪者」って言い方を何度かする つまり、殺人になるかもしれないと匂わせつつ、実際は誰も殺されない
加えて、毎年のように劇場版では一般道をスケボーで激走して事故を起こしたりスタジアムで爆発が起きたりスキー場で雪崩があったりしていた 事件とは無関係の人も巻き込まれて怪我しただろって描写がいつもあった でも、今年は全くない 危うく大惨事ってのはあるけれど、手前できっちり回避できている
キッドもコナンもスーパーマン的な活躍でその辺りは漫画だけれど、それでも、今年の脚本は派手さを抑えてこれだけ演出できて、すごいなと思う
しかし、事件の犯人の動機が微妙で物足りなさが高い しかも、映画が始まって早い段階で推理とは全く関係なく犯人がすぐわかるという致命的なミスをしていてかなり悲しい部分も多い
結局、また来年も観るだろう 今年の評判がどうなのかで、きっと来年が変わってくる それも踏まえて、観てみたい、そう思う
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