hazuki's diary

2014年12月20日(土) おまえへ・・・

おまえへ・・・


俺は風邪を引いていた
馬鹿は風邪引かないって言うけれど、それは嘘だったんだ

数日間、いろんなことを考えた
俺が死んだら、どうなるんだろうとか

まあ、単に風邪だけど
そういうことを考える時間が山ほどあったと言うわけで

で、死ぬことを考えたら、面白いことに、今まで生きていることを確認する作業になった

俺たちは、生まれたとき、どんな赤ん坊だったんだろうとか
どんな声を上げて泣いたんだろうとか

それぞれ、全く違う場所で生まれて育って
でも、日本って狭い国だったからか、ひょんなところで俺たちは出会って
だけど、どうして、おまえは俺を見つけたのだろう
どうして、俺もおまえを見つけたのだろう

不思議な縁というか、使い古された言葉だけれど、そのとき、運命の糸が見えたのだろうか

重なった時間が、おだやかに流れてゆき
俺たちは、こうして今でも一緒に居るだろ
永遠、と言うのは言葉ほど簡単なモノではない

だけれど、流れてゆく時間が積み上げられてゆくと、いずれそれは永遠になるのだろうな

少しずつしか、重ねて行けない時間
砂時計の砂が、一粒ずつ、落ちるように
僅かだけしか、手のひらに受け取れないのだけれど
でも、その確かな時間が、俺たちの手の中にある

時間ってのは、目に見えないけれど・・・確かにそこにある
そして、少しずつ変わってゆく自分が居る


俺が死んでも、泣くなよ


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LM 葉月 珪 [MAIL] [HOMEPAGE]