月曜日の日記に書いたつり橋の話し 一応話しはまとまった(つもりだ)からこれはおまけ
そのつり橋のすぐ近くに、灯台がある 門脇吊橋の横にあるから門脇灯台 門脇灯台の横にあるから門脇吊橋? どっちにしろ、灯台があって、その入り口に「上り(昇りだったような気もするがわからん)専用」って書いてあったら、やっぱり、灯台の上にも昇りたくなるだろ?
灯台の高さはスカイツリーの約25分の一ほどで、東京タワーの約13分の一 その数字から言っても、物凄い高さじゃないって事がわかる (ちなみに、24.9mって説明のほうが早い)
俺は迷わず上り口に吸い込まれ、螺旋階段をグルグルしながらひたすら上まで昇ってみた 展望台は、もう、説明しようもない暑さでびっくりだった
多分、階段を上がって身体が温まっているからってのもあるのだが、展望台に窓が無く外気が入らない構造だからサンルームに居るような感じ それでも、海の方は遠くに伊豆七島が見えるような気分(実際は曇っていて見えない) 山の方は澄み渡る青空に大室山のススキ色が映えているような気分(実際はグレーの雨雲が広がりだしてもうすぐ雨だなって空)
そんな状況だったけれど、ああ、海って広いよなーみたいな充実感と、ちょっと高いところに昇っただけでちょっといい気分ってのは確実にあるわけで、汗だくで昇った価値はあったと思う
でも、つり橋周囲だけでも結構歩くし、断崖絶壁の周辺を散策するわけで、足元が悪くてヘロヘロになっている人も多く居た 俺が灯台から降りてきたところでサンルームからの解放で涼しさを満喫し「暑っつい」ってついつい独り言を言ったら、それを聞きつけたかつてのお嬢さん三人組(60代くらい)が「上は暑いの?景色はどう?」って聞いてきた
だから窓がないから暑いってことと、ちょっと昇っただけでもいい気分だってのを説明しようと思ったら、その横をたまたま通った灯台の清掃とかをしているらしき地元の人(おっさん)が
「今日の景色はもう全然ダメ、曇ってて見えないねー」
って答えてしまった・・・ ついでにそのおっさんは
「今はエアコン壊れてんから暑いんだよ」
って、言うもんだから、お嬢さんがた三人組は「じゃ、やめようか」ってなってしまった・・・ おっさんに悪気はない もちろん地元の人にしてみれば、雲が広がって海が見えないし、景色は全然ダメなのかもしれない
だけれど、あのお嬢さん方三人組が、もう一度つり橋と灯台を訪れるチャンスはあるのだろうか そのもう一度があったとして、その時は、確実に、今より年寄りで、灯台に昇る気力はもっとなくなっているはずだと思う だったら、昇ってみようかな、どうしようかなって思っていたお嬢さん方に、昇ってもらおうと俺は思ったんだ・・・ 大した事ない景色でも、曇りでも、ふとしたときに、あの灯台に昇ったねって思いだせるだろ
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