月曜日のこと
俺の従兄弟が遊びに来た 彼は、病気なんだ 子供の頃から、ずっと病気で、それこそ生まれたときから今までずっと病気だ
産まれたときのこと 彼は彼の母の出産を担当した医師から生死選択を迫られた 生かすなら手術が必要になるが生きることは出来る でも、今なら死産ということにする方法もある
そういう「扱い」があっていいかどうかは、もう問題ではない すでに、そうだったのだから変えようがない事実で、実際彼は生きている
彼の頭は子供の頃とても大きかった いわゆる水頭症って病気 今は手術の甲斐もあってか、頭のサイズは普通になった でも水頭症以外にも彼は病気を持っているし、成人したころには総合失調症も発症して、なんと言うか、ちょっとわけがわからない状態のときもある
それでも、ありがたいことに、彼は中学生になるくらいの純粋なメンタルのままなので、非常に素直で時にとても面白い もちろん、だからこそ、純粋に何でも傷ついたりしてしまうのかもしれない 総合失調症の症状が強く出ているときは幻視や幻聴もあるらしいのだけれど、一人で勝手に幻覚と話しをしている程度で特に害はない
だけれど、世間一般で見ると精神的な病気を持った人は、危険な人(通り魔事件を起こすような)って感覚があるだろ 何故病気になるのかって部分をもう少し世間が理解してくれたらいいのに、そんなことを考えたりする
脳はほんの小さな変化で表に出てくる行動を変えてしまう物だって事 認知症だったり、脳疾患の後遺症でいろいろなことが変わったり 俺たちもそうなりうるって事を、頭のどこかで理解しておきたい、そう思う
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