24日、火曜日の話し
家の近所まで帰ってくると・・・ と言うか、俺の家の目の前の通り・・・ と言うか、まさに俺の家のまん前で、子供が遊んでいた
彼らは小学校に入るかは入らないか位の幼児児童で、付き添いに母親が数名 それ自体はいつも見かける風景だから何にも珍しくない その時、子供の遊んでいた物品はキックボードと呼ばれるものだった
スケートボードのような板の前部分に取っ手が着いたその乗り物は、取っ手を持って板の上に乗って走って移動するもので、子供たちはそれに乗って住宅街の緩やかな坂道を降りて遊ぶ
俺はその様子を見るたびに、器用に乗るもんだなと思っているのだけれど、その日はある子供が、片足ずつキックボードに乗っているのを見て、かなり驚いた 右足の下に一本、左足の下に一本、キックボードがあってそれぞれの手でその取っ手を持っている その状態で坂道を下ると・・・結構危ないだろ 両方の足元に車輪が着いていて、それぞれが別の動きをする 制御するための抑えになる部分がないから、アクシデントがあると危険度が高い
親は口うるさく止めろという でも、子供たちはケラケラ笑いながら嬉しそうに滑っている
子供ってのは、危ないことが好きだ 大人になると痛い目にあった経験があるからそれが危ないとわかる でも、子供はその痛さを超えてスリルが楽しい
しばらくして子供は段差に車輪を取られて草むらに突入 結構ないい音がしたから相当痛かっただろうと思う でも、泣かない 泣きそうな表情を見せたが、精一杯我慢して泣かなかった
子供が大きくなるって、こういうことの繰り返しなんだな なんか、すごいな いろんなことをやりたくなるって、すごいパワーだ 痛みが人を成長させるのか、そんなことを考えたりした
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