hazuki's diary

2011年11月14日(月) 単語

はばたき公園の近くで出会った人の会話

「Hey look!」
「cute」

呼びかけたのは、小学校2年生くらいの男の子で
返事をしたのはその母親と思われる人物
子供が指差す先には誰かが連れている愛玩犬が二頭
二頭と言うとでかい犬みたいな感じだな
日本風で座敷犬と呼ばれていたジャンルの小さな犬が二匹いた

彼らはもちろん英語圏で暮らす人々で
たまたまはばたき市を訪れていたのか
はたまた、親の都合で日本に滞在なのかはわからないが
日常会話が英語の人たちなのは間違いない

で、日本語に訳すと

「ねえ、見て!」(ねえ、ほら!程度の軽い呼びかけ)
「可愛いね」

この場合、日本語だと母親の言葉は

「あら〜可愛い〜〜」

文字が右に進むと上に向かって声のトーンが高くなる感覚
ちょっと裏がり気味に、可愛いーを強調する
日本人の多くは、そんな感じになると思う
何しろ犬の飼い主も、自分の犬が見られているのを知っているわけで
そんな部分も加味して母親は返答をしてしまう

でも、その英語圏母親の「cute」は全くもってそんな勢いなど皆無で
平坦に、いや、正直ドスがきいていると思われるほどの低音で

「cu________te」

本当にありえないほどの無愛想さ
でも、子供は母親が犬をチラッとほんのチラッと見てくれただけで大満足

たった三つの単語の会話がこんなにも面白いと思ったのは初めてだった
日本の常識と異国の常識は全く違う
彼らは愛想笑いをしない人々だと実感


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LM 葉月 珪 [MAIL] [HOMEPAGE]