道端で・・・指輪を拾った
金色のその輪には・・・
透明な石が・・・三つ
何号なのか、俺にはわからないけれど
細くて小さなその輪は・・・
何度も誰かに踏まれてしまったらしくて
傷だらけだった
持ち主は、こいつを手放したのか
それとも、こいつが持ち主から逃げ出したのか・・・
モノには・・・モノの意思があって
きっと、自分の運命を、自分の思うように動かしている
人間は、自分の思うように行動しているように勘違いしているけれど
実は・・・いろいろなモノの意思に動かされている
だから、この輪は・・・俺の目に留まったんだろうと思う
傷だらけの小さな輪を眺めながら
おまえを想う
俺たちの出会いも・・・
運命、だから・・・
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