俺・・・
昨日は・・・日曜日だった 夕方過ぎ・・・ 少し薄暗くなりかけた帰り道
はばたき市立の小学校の前を通った時 休日の校庭で・・・キャッチボールをする少年を発見
二人の少年は・・・ 中学生くらいに見えた 校庭の端と端・・・ 結構な距離を遠投しあう様子から見ると かなりいい肩をしている 互いのレベルも・・・同じくらい きっと、いいライバルで親友、そんな間柄なのだろうと思った
キャッチボールは何故楽しいのか
それは、ボールを受けてくれる相手がいて 自分が投げたボールを、きちんと捕って、また同じように投げてくれるから 投げること・・・・捕ること どちらにも、相手を思いやる気持ちが無ければならない 好き勝手に放り投げれば、球は好き勝手に飛んでゆくからだ 捕りやすい球を投げるから・・・捕りやすい球が来る 至極簡単な様で、とても奥深いことだったりする・・・
少年Aの手元に少し気合が入った・・・ 球は少年Bの頭上を越えて・・・ 校庭のフェンスへ向かって転がってゆく・・・
そう・・・俺のほうへ向かって転がってきた
走ってとりに来る少年B ここで、漫画の世界だと・・・ フェンスの隙間から球が歩道へ転がってきて それを拾い上げて・・・俺が投げる
なんて事になったりするんだろうけれど・・・ 現実は偶然を起こさなかったりするから 球はフェンスで跳ね返って・・・少年Bの手元へ戻る
校庭の土ぼこりがついた白球は・・・ 何度も何度も二人の間を行き来する やがて薄暮に包まれて見えなくなるまで・・・続くのだろう
俺が投げた球 おまえはうけとってくれているか?
じゃ、また
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