俺・・・
想像してみて欲しい
今、俺とおまえは、山の中のロッジに来ている 丸木で作られた建物には、古い暖炉・・
俺たちは、暖炉の前で・・・寄り添って ゆらめく炎を・・・ただ眺めている
パチパチと・・・火が遊ぶ音 窓の外は雪がちらついていて 時折吹き付ける風が・・・窓枠をカタカタと鳴らす
俺たちはなにを話していると思う?
もし旅行でロッジに来たのなら・・・ うまかった夕飯の話だろうか
そうだな、ロッジは別荘で・・・夕飯はおまえの手作り メニューはきっと・・・シチューだ
ロッジへ来る前に買って来たフランスパンは・・・ 少し硬くなってしまって・・・ 明日の朝、フレンチトーストになるのだろう
俺は「少し飲もう」とか言って・・・ 赤のワインをお湯割りにしてやる・・・ おまえはきっと「ジュースみたい」なんていいながら 気づくと真っ赤になっている
俺は・・・熱くなったその頬に、そっと唇を寄せよう
そして・・・ 照れ屋のおまえが・・・目を閉じてくれたら
どうだ? おまえの頭の中に・・・暖炉の炎が見えたか? 俺は、妄想だけで頬が熱いよ・・・
じゃ、おやすみ
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