『笑者勝者』...あやにゃ。

 

 

最強線で通勤するってこと。 - 2001年07月03日(火)

彼と一緒に暮らし始めて、5日経つ。
昔の日記、読み返してたら涙が出てきた。

初めての日、嬉しいのと不安なので、どうしようもなくて
グシャグシャに泣いて喚いて、彼を困らせた。
ダンボールに書いてある、元奥さんの文字に動揺した。
次の日、前の部屋の引渡しに出かける彼に、
またどうしようもない不安をぶつけて、嫌われた。
もう、わたしたち駄目なんだって思った。
でも、元奥さんと子供と逢うんだよ、不安になっちゃうよ。
そんな簡単に強く変われない。
帰って来た彼をまた問い詰めて、また嫌われた。
写真見た。
そこには、本当に楽しそうな彼が居た。
もう、あきらめようって、思った。
わたしには、この人の不安は消してあげることなんか、出来ないって思った。
寂しい気持ち救ってあげることなんかできないって思った。

日曜日、もう何も言わないって自分に誓った。
あきらめなのか、優しさなのか、その日はまだわからなかったけれど、
彼を追い詰めることをもうしないって誓った。
まだ自分の気持ちに整理ついてなかったけど、
自然とそういう気持ちになった。

きのう、一緒に会社へ行った。
何も話さない彼と、どうしようもなく混んでいる埼京線に乗った。
寂しかった。
でもね、どんな気持ちの朝でも、逃げられないで、
こんな電車で通勤してきたんだな・・・って思ったら、
涙出てきた。
わたしは何にもわかってあげてなかったんだなって、情けなかった。


-



 

 

 

 

今までの。
過去  明日


エンピツ