日々の泡

2002年03月29日(金) 珍しくイベント話

お花見・ピクニックにはアウトなお天気でしたので
ロボットの博覧会ROBODEX2002を見にふらふらと横浜まで行きました。
桜木町駅から会場のパシフィコまでは遠足だったし(笑)
慣れない博覧会場は混雑していて疲れましたが
たまにはこういうのもいいよね。なんたってヨコハマだし。
ということで満足した女3代
(何気にロボット大好きの母、
人形は苦手だがロボットは大丈夫な私、
お気に入りのアシモやテムザック4にナマで会えてよかった娘)。
(そういえばこの面子で見に行ったのは、四谷シモンの人形だの
早川タケジの衣装展だの…ある意味グロテスク。)

SONYのロボットは洗練されていて可愛かったけど
展示はチケット制のシアターで、先の回までいっぱいで入れませんでした。
あまりグッズも売っていなくて、高級で敷居が高い感じ。
アイボのラッテとマカロンのポスター、可愛いから売り物だと良かったのに。
一方でバンダイの売店には「ピチピチゴンザレス」の被り物がナイスなおじさんがいたり、
ツクダオリジナルのブースでは「うちのPINOが育たない」と相談してみたり、
縁日のように庶民的な楽しみ方ができました。
お手ごろなグッズでは、ホンダのアシモのが良いセンスでした。


「宇宙家族ロビンソン」のフライデーだの「スターウォーズ」のR2D2だの
懐かしいタイプが大好きな老母は
「ロボットってなんだか、ほろっと来るのよね。人の思いが入ってるからかしら」
と言います。
人形とロボットの違いってなんだろう、と思う私。
どっちも人間が作ったものなのに。
(そして必ずしも人に似た形をしていないのに、
ロボットは明らかにヒトガタだとおもう)
美しい人形は、褒めたたえられるために作られ、
ロボットは人のしもべとして作られるとこかなあ。
人形には、作った人の気持ち以上のものが宿るようで
単純な私にはそこが恐ろしく煩わしい気がするのだけれど
ロボットは人の欲望のストレートな反映である、
その素直さが切ないのかもしれない。


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蟻塔

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