日々の泡

2001年12月29日(土) 人は死んだらまっすぐになる

↑たいそうな?題ですが、くだらないです。

今年108才で亡くなった(きんさんぎんさんの)蟹江ぎんさんについて、
「小柄なイメージだったけれど、亡くなってから伸ばしてみたら160cmあったのですって」
と「徹子の部屋」の徹子さんが語っていたとかで、
(仏様を)「伸ばしてみたら」はどうか、とTV雑誌につっこまれていたのですが。

私は目からウロコという感じで、笑えず唸ってしまったのですよ。
そうか…足腰が弱って前屈みになったり、
背骨が湾曲してしまったお年寄りは珍しくないけど、
あれは…あれは死ぬと伸びてしまうものなんだ?
考えてみたら、お棺というのは東西問わずまっすぐな狭い箱で、
当然「きをつけ」の姿勢でなければ入れない
(昔は、屈んだ姿勢で甕に入れたりもしたらしいが)。
それなのに「うちのばあちゃん腰が曲がってたから、入らなくて困った」
なんて話を聞いたことがない。のに、なんの疑問も感じていなかったなんて。

ていうか、腰の曲がった人が(原因にもよるだろうが)
眠るときも曲がったままなのか、「横になれば伸びる」人も多いのか、
考えたことがなかったな…う〜ん。


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