日々の泡

2001年11月27日(火) 公孫樹の夜景

いまだにPCが直らないのですが(この時期混んでるんでしょうかね)
寂しいので外から書き込んでみました。
今年は大豊作だったという獅子座流星群も、当夜忙しかったので見てないし
星に願いもかけられなかったなあ…。

うちの近くもすっかり秋深まり、紅葉見物のハイキング客をよく見かけ、
広報に「狩猟解禁」とか載るあたりに
(ああ、市内に山があるんだった…)と目の醒める思いをしたりして。

TVではこの間中、黄色いイチョウ並木がやたらと映ってました。
おなじみ神宮外苑とか(毎年勤労感謝の日にやるラグビー早慶戦のとき見頃なのよね)
昭和記念公園とか、あちこちの大学の門前もイチョウが見事ですね。
しかし私が見に行きたい=なかなか見に行けそうもない東京のイチョウはというと、
珍しく車で走りながら見る、夜のイチョウ並木。

文京区というところは、大きくて立派なイチョウの木が
道路沿いにずらりと並んでるところがあって、
ある年の秋、そこをタクシーで通った私は、とりつかれそうになりました。
繁華街じゃないから夜は全くひと気が無く、
ライトに黄緑色に照らされて、幾何学模様のようなイチョウの葉がぞくぞくと
前から現れ後ろへと飛んでいく、それが静かにずぅっと続くんですね。
あの、背筋が寒くなるような迫力は他に替え難い。
いまでもあの夜の公孫樹が恋しくて夢に見ることがあります。


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蟻塔

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