日々の泡

2000年12月14日(木) 寒くなりました。

冬だから仕方ないし、寒くない冬というのもこわいから。
冬の風物を探すことにする。

赤ん坊を背負って、昔の「ねんねこ」式ジャンパーを着た母親を見かけるようになった。
赤ん坊は寒くないようにジャンパーの中に埋まっているのだが、
襟のところからふわふわふよふよした柔かそうな髪の毛が植物のように覗いて、風に吹かれてるのはいい眺めである。
園芸店やペット屋で売っている、猫の薬草というものを連想させる。
ふわふわ系は好きじゃないと言いつつ、寒い時期のふわふわとかふよふよには弱い私である。

そういえば友達に、可愛いものが好きだけど、ぬいぐるみや毛皮や一部の洋服など、要するに「毛足の長い」ものが凄く嫌いで、触るとぞーっとするし、人からぬいぐるみ貰ったりしたら困るという人がいた。
二児の母親だからぬいぐるみ系は避けて通れないし、かなり苦労がしのばれる。
しかし彼女も、赤ちゃんのふわふわ髪はたぶん大丈夫だと思う。
あれは、いいものだ。


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蟻塔

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