| 2003年06月26日(木) |
おじさんは犬を飼っている |
その おじさんは
年齢５４歳
家族４人
お堅い役所関係にお勤め
「喉が痛い」っちゅぅことで来院
全く はじめての患者さんだったので
診察前に 院長が念入りに問診
今までの病歴 体質 今の症状などなど・・・・
話しをしているうちに
その おじさんは 喉のほかにも アレルギー性鼻炎でも悩んでいる事が判明
耳を診察・・・
鼻を診察・・・・・・・
「くしゃみとか たくさんでるでしょう？」
鼻の状態を見て 院長がおじさんに話しかける
それから アレルギー検査をする事に決まり
検査項目を決めるために 色々しつもんする
食べ物でアレルギーが出たことは？
ホコリとかには敏感？
季節によってアレルギーが出ることってありますか？
おじさんの答えは食べ物以外は イエス
「なにか動物を飼ってますか？」
「えぇ 犬を・・・」
それでは 検査項目は 杉 ヒノキ ハウスダスト イネ 犬上皮にしましょう
って決定しました
さて それから 問題の喉の診察でございます
「喉はどこが痛みますか？」
「はぁ・・・ちょっと・・・それは・・わかりません」
おじさん 急に曖昧に・・・
どこといわれましてもねぇ
うーん・・普通 そう言う事ってわかるものなんでしょうか・・・
いや わかって やらないといけないんですよね
うん そうだ・・・
はぁ・・・
なんだか おじさん 自分のふがいなさを責めて ため息まじり
「でも 痛いとは言えませんからねぇ」
おじさん！犬じゃなくって自分の喉だよっ
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