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2002年11月12日(火)
■きっと秋のせい
なんだか妙にせつない。
心の葛藤をいつも持ち歩く。
強く信じられるもの、
強く想えるもの。
強い支えになりうるものはまだ見つからない。
自分の弱さを責めながら、
このまま弱さにのまれたらすべて終わってしまうと言い聞かせる。
見つけたいものも見つからないままで。
最近、妙にしんみり考えてしまう。
もっと前からだった？
思い出せない…
でも。
きっと秋のせい。
落ち葉の、赤に黄色に染まった木々の、
憂いを持った、ひんやりした空気に、感化されただけ…。
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最近、それなりにいろいろあった気がします。
外から見たら平凡な大学生してますが…
一昨日、元彼氏（浪人生）に久しぶりに会った。コレ大事件！！
卒業式（3月1日）以来見てない。同じ駅使ってるはずなのに…。
話したのは、10ヶ月ぶりくらい？
誕生日に彼からメールが来て、
誕生日はいろんな人が祝ってくれて舞い上がってたから、
そのままメール返しちゃって。
少し後悔した。
一昨日は、T市図書館で勉強に付き合ってきた。
2週間前にも誘われてたけど、忙しかったし断ってた。
私は英語の予習した。集中するいい機会。
会う前はひどく緊張したけど、会ったらどってことない。
「逃げ出したいほどの辛さが戻ってきたらどうしよう？」
1対1で会う以上、逃げるわけにいかない。よかった。
全然変わってなかった。
辛くなかったのは、向こうがあの子と別れてたからだと思う。
ふつーに昔（付き合ってた高2）のノリでスキンシップしてくる。
子ども相手みたいに頭なでてきたりつっついたり。
話に突っ込んできたり。
どーみたっていちゃついてるようにしか見えない。
色々話した。
最近のこと、予備校のこと、大学のこと。
少しだけ、恋愛のこと。
はっきり言って、向こうの話なんか聞きたくなかった。
これから奴が彼女を作るのは良いけど、
あの子のことだけは思い出したくない。
でも、男の子って隣にいると甘えたくなってくる。
恋愛感情はゼロだけど（マジ）
あと…メールで話すのが男の子がホントに多い。
いいのかな。
「思わせぶり」な態度だなんて思われたりしないよね。
正直、自分を抑えてる。
友達から恋愛感情が生まれて…
気まずくなっちゃうのだけは絶対に嫌だから。
上に書いた元彼だって。
高校2年の2月に別れてからずっと、
「何でも話せる、仲のいい友達のままでいたらこんな辛くて、
無視するようなこともなかったのに」
って。
…無理かな。
まぁ、これがあったから、
恋愛のリスクを知ったし、臆病にもなった。
中身はいつでも嵐な状態。
考えてもぐるぐる回って結局同じところに帰着すると分かっていることを、
ぐるぐる考える日々。
誰かに分かって欲しいと感じながらも、
誰にも私のせいで嫌な思いをして欲しくないから、
私だってこんな話聞かされたら困ると分かってるから、
人前バージョンの私を行使する日々。
人前で明るくなれるのは演じてるわけじゃないし、苦痛じゃない。
あの人なら聞いてくれるんだろうな…という淡い期待は、期待までで。
今まで、なんだかんだ言って男の子にばっかり漏らしてきてる気がする。
4、5人くらいかな。
そのたびに、男の子という生き物は、「話（愚痴？）くらいなら聞くよ」って言ってくれる。
この間（メールで）。
ちょっと漏らしちゃった（この時点で自己嫌悪開始）
「繊細すぎます。もっとテキトーになりなさい（笑）」
「人に愚痴って嫌なことは発散させた方がいいよ」
…だってさ。
だめ。
他人に嫌な思いなんかさせたくない。
怖い。できないの。
独りで抱え込んだ方がマシなの！！
それに、愚痴って解決するもんじゃない…
私とは切り離せない、私の本質の問題だから。
それは言わなかったけど。
人の好意を素直に受け入れない自分、弱い自分が情けなくて。
反対に、ほんとの私のことなんか分からないくせに！
…なんて失礼極まりないことも考えながら、
久しぶりに泣いた。
私の感情って、歪んでる。
恋愛感情も、何かを作るのが好き、っていう感情も。
悪意のない言葉に悪意を感じ、
悪意のある言葉はそれ以上の悪意を読み取る。
半ば妄想の世界。
自分が1つに決まらない。
混沌とした心を持ち続ける。
結構みんなそんなものなのかもしれないけど。
やっぱり、ひねくれすぎかな。
恋愛、できたらいいのにな。
総てを重荷に感じちゃうなんて、重症じゃないの。
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