- ■■■
2001年10月09日(火) 同じじゃない
朝からついてない日だ。
家をちょっと遅めに出て、自転車置き場に行った。
…何かがおかしい。
サドル…?
あれ、回る?
あれ?
サドルを調節するレバーみたいのが下にある。 …ソレがなくなっていた。
それがついてたボルトはぐらついててすぐに取れそうだった。 遅く出たから、学校に行く手段は自転車しか残っていない。 触ると油でベタベタして手が汚れた。 探せど何も落ちてはいない。
家に連絡し、ナットを持って来て、 応急処置でボルトが落ちないように、と付け、やむを得ずそのまま学校に行った。
座っててそれほど簡単に回転はしなかったけど、 高さが一番低くなってて、乗り心地の悪さでは満点だった。 乗ってて(気付かれないだろうとは分かっていても)恥ずかしかった…
まったく、なんでそんなもんが紛失するかな…。 相変わらず私の自転車は波瀾万丈らしい。(盗難2回) でも、おかげで変な愛着が湧いて、 本当の本当に壊れるまで使ってやりたいと思った。
*************
いつもよりかなり遅れて学校着。 確か朝のSTが始まる8分前。 身体は汗だく。
渡り廊下にWちゃんがいた。 「聞いてよWちゃん〜〜〜」と経緯を話してみたり。 本気で(悲しいというか情けないというか)泣きそうだった。
ここからあった嫌なことは具体的に書くのは控える。
寝不足の成果か、昼食は殆ど食べなかった。
体育で4敗したことはまぁ予想通り。 その時は真面目に悔しくなったし、 マグレで1部リーグになんか来た自分を恨んだけど、まぁどってことも…。 最近体育嫌いだけどさ。
…嫌なことっていっても、 私がそういう風に勝手に解釈しただけ。 まわりにはおめでたいことでも、私は過敏に別の方向に反応してしまう。
「なぁんだ、わたしなんか本当はいない方がいいんじゃん…」 って笑いながら考えてみたりした。
だって本当だよ。
わたしが加わったら悪いことしか言えなくなるよ。
私とは「同じじゃない」んだから、忠告だって余計なお世話だよね。
私じゃないからだいじょうぶ。 そうだよね。
「やっぱりね」って思った。
今日1日で私の心は憎悪とか荒みとかで満たされた。
―早く帰りたい。帰らなきゃ…
帰り、教室に残って、みんなと少し話してたけど、 これ以上ここにいてはいけない。 そう思って一足先に帰ってきた。
友達さえも信用しない自分は最低だと思った。
今日は授業変更でリーダーと化学が2時間ずつなんていう瀕死的授業。 明日は英語と数学が2時間ずつ…殺す気かおのれ(怒) 単語テストまであるなんてさぁー。今日やったばっかじゃん。 課外の予習もいるし。嫌すぎ…
私が普通じゃないんだって今日はっきり自覚した。 分かってたけど、確証を持って思い知った。
結局みんなそっちに行く。 私が入れない場所に。
いいんだけどね、私がまともじゃないんだし。
今日も、いいことが何もなかったわけじゃない。
コーラス部の子にお土産に雷おこしを頂いた。 (雛形は激可愛かったそうです。握手いいな〜…vお疲れ様でした★) Mちゃんに手作りお菓子頂いた。 後輩に写真もらった。 友達にも後輩にもぎゅ〜ってしてもらった。
帰り、例の自転車を時々引いたり乗ったりしながら帰った。
途中、中学生の波に飲まれ、 その中のチビガキからふざけて「ヘイ彼女〜」とか言われた。 もともと荒みで目つきが悪かったので、ちらっと見てそのまま去った。 殺すぞ、とかも思ったけど、
無邪気だったあの頃、 人間って言うものを今よりも分かってなかった無垢な私が懐かしくなった。 絶対に戻りたくなんかないのに―。
誰にも、あの人にも甘えたい気持ちなんかなくて、 すれ違っても会釈も愛想笑いもできない。
自分は自分でいいんだ、なんて開き直れたら。
でもこんなのは嫌だもん。
家に帰って、 微妙に空腹感を感じても弁当は食べなかった。
こういう気分の時こそ、 フルに近い携帯のメールボックスからメールを削除するのに最適。 送信メールは全部消した。 受信メールは去年の誕生日と今年の誕生日のお祝いメール、 プラスアルファで保護してあるメール以外は全部消した。 平常心の時なら「消すのは惜しいな」って思うメールも全部。 16通まで減った。
泣きたい気分もあったけど、あまり涙は出ない。 さほど悲しくないのか、涙が出ないほど悲しいのかは分からない。
わんぎりとかメールがたまに来るけど、 今日は無視させて頂くことにした。
(21:27)
|