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闘え!母子    …2004年10月06日(水)

「元気でやってるのかしら?日本の生活はいかが?」
「…相手の確認ぐらいしたらどうよ」
「東の携帯電話じゃないの。あなた以外にどなたか出られるの?」
「いいえ」
「来週の木曜日と金曜日は空けておいてちょうだい。」
「仕事ですがなにか。」
「お休みにして大阪にいらっしゃいな。」
「…」
「日本は素敵な季節でしょう?旬のものが食べたくなって10日ばかり日本に行こうと思うのよ。関空経由で帰ることにしたからあなたは最後の2日間、私に付き合いなさいな。ね?そうしましょう。」
「旬ものぐらいで帰ってくんなっつうの。」
「でもフライトまであと3時間ってところかしら、今からフライトの変更は無理ね、今夜には東京に着いてるわ。」
「…」
「本当は関西に寄る予定はなかったの、でもタカシさんがあなたの様子を知りたいようだから、ね?」
「…」
「外国育ちの癖ね、日本じゃだんまりは良く思われないの。相槌は適当に打たなきゃ、それからあなたのお辞儀はひどいものだわ。練習なさいな。」
「…」
「あなたの分も二部屋とっておいたわ。関空へも都心へも近くて便利なホテルよ。」
「全て計画通りなんだね、ママン…。」
「そうね、一分の狂いもなく。まったく子はかすがいだわ、それじゃあ14日に。」

ホワイトベースに閉じ込められたアムロ・レイ程度の危機的状況をお迎えしています。災難とは突如急襲するものであり、性行中の肉棒萎縮、俄かには信じ難い速度で迷走した月九ドラマ、「東京湾景」の低視聴率、そうしてもはや四季折々のイヴェムトと化した感のあるユリコ空襲。支配層は身勝手ピープルで構成されており、他者への配慮に著しく欠ける傾向が認められ大変遺憾です。ユリコ然り、ナベツネ然り。

そんなことより更なる危機的状況を向かえつつあるのは、帝国に帰還してからの美食(芋けんぴ)やオヤツ(じゃがりこ)が祟り、記録を更新し続ける俺の体脂肪であると断言せざるを得ないのです。蓄積されつつある黄色い俺脂肪を好むと好まざるとに関わらずユリコから冷笑をもって皮肉られるかと思うとアタイはもう…!もうってばーあ。

来週の木曜までに太もものあいだから燦然と輝く、眩い一筋の閃光をカエシテ!
嗚呼母よ、母よ母よ。四万十川の心地よいせせらぎに聴き惚れるかのようにうっかり流してしまったけれど、「子はかすがい」は違うのではなかろうか、と。

▲トツプパゲ