今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 再会

 昼間はいつものように小学校の郷土芸能クラブに教えにゆき、いったん自宅に戻ってからこんどは獅子舞の練習会場に。がらがらと扉を開けると、そこに懐かしい顔が。4年前の祭を最後に、一度も顔を見せることのなかった前の世代の獅子舞の子N君だ。いまや彼は大学生。彼らが大学受験の頃から獅子舞には参加してくれなくなって、舞を出すことのできない年が1年。そして一昨年、いまの奏楽の少年部の子供たちの有志が立ち上がってくれて、なんとか獅子舞を奉納。昨年は曲目もふたつ増やして、がんばった。しかし、いかんせん、このコたちは、自分達がやる以外に、過去、獅子舞というものを見たことがない。熟練した舞手たちによる獅子舞を見たことがないのだ。が、本日、このN君登場。そして、後輩たちに一生懸命に舞の指導をしてくれた。N君たちは、小学5年生の頃から舞を始め、ほとんどの演目を厳しく亡くなった親方から学んだ。その体と心にしみ込んでいる伝統を、こうして後輩に伝える。その姿にほっと胸をなでおろした私だった。

2005年02月19日(土)
初日 最新 目次 HOME