今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 神楽坂で節分(茜富士)

 きょうは節分。会社のSさんと神楽坂ツアーに出かけた。神楽坂はもともと花街、いまでも風情のある路地裏、昔からの料亭や小間物屋、和菓子屋、そして隠れ家的なバーや、近所の日仏学院などの影響なのかフレンチのカジュアルなレストランやカフェも多い。車一台の通りの幅の神楽坂を中心に、この小さなエリアには、軽子坂や本多横丁、地蔵坂、行人坂、…路地が入り組み、散歩も楽しい。昔ながらの伝統も息づく一方、この十数年の間に、神楽坂沿いの建物も随分と新しいビルが増えた。
 私は学生時代をこの神楽坂で過ごした。大学の教室にいるより、神楽坂にあるバイト先にいる時間のほうが長かった。その頃、バイトで遅番の時などは、バイトに入る前に神楽坂の銭湯に行ったりしたこともあり、ほとんど住んでいる気分だった。ともかくも、懐かしい場所である。神楽坂の上り口の左手に有る珈琲店の巴有吾有は常連で、よく時間を潰したものだ。紀ノ善という甘味やさんは、私が学生の頃はまだ木造の家屋で風情があった。その当時は毘沙門天より手前に、老夫婦が天秤で量り売りをしてくれるおせんべいやさんがあり、そこの柿の種が絶品だったが、この店は私が卒業してまもなく無くなった。
 ひさびさに訪れた神楽坂は可愛いお香の店や、器のお店なども増えていてびっくり!
 今日の目的地は、鳥茶屋という、関西風のうどんすきの店。ぶらぶら買い物したり毘沙門天をお参りしたりしてから鳥茶屋へ。この店もやはり十数年前に神楽坂に新しいビルが立ち始めた頃にできた。今日はその鳥茶屋の別邸へ行く。別邸は私は初めて。小さな路地の奥にあり、いい感じ! 節分の今日はなんと太神楽の一団が店にやってきて、獅子舞などを見せてもらった。おめでたい雰囲気!残念ながら、写真は撮りそびれてしまった。
 食後は別のお店でお茶。静岡のお茶、という茜富士と豆乳の豆腐花みたいなものをいただく。お茶は青々とした若い味だった。

茜富士。色もあざやかに。


こちらは豆乳の豆腐花。黒蜜をかけていただいた。
 帰宅後、日付の変わらぬうちに、先日浅草寺で買った“福豆”で、鬼は外!福は内、をした。これで今年の正月気分もしめくくり。

2005年02月03日(木)
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