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■ 琵琶と琵琶(大紅袍)
月曜から残業。なんか、会社と家の往復だけしてるみたいでイヤだな。きょう、突然、楽器の琵琶が、日本と中国のは親戚なのはわかるけど、欧州の楽器のリュートも形がそっくりなのが気になって、帰宅後「音楽事典(音楽の友社刊)」と「邦楽事典(音楽の友社刊)」という重くて大きな事典をひっぱり出して調べたら、やはり案の定繋がっていた。西アジア・ペルシャで生まれたウードという弦楽器がもとで、西でリュート(ギターやマンドリンの祖)、東に渡って中国の琵琶や日本の琵琶に。インドのシタールもそうかなあ?いずれにせよ古い弦楽器で、その後、西洋ではギター、中国では二胡など、改良・進化した弦楽器の出現と共に存在が薄くなっている。ピアノも大きな弦楽器だが、これもいまの楽器のかたちになったのは19世紀になってからのことで、バッハの時代のハープシコード、ベートーベンの時代のピアノフォルテ、その後ペダルなども装備されて、より大きなホールでの演奏にもかなった音量のものになった。バイオリンやフルートもそう。前世代の古楽器はよりパーソナルな環境で演奏されていたから音量・音色もやさしく、それがだんだん規模を広げて演奏会というスタイルが求められるごとに改良されてゆく。時ととももに変わらぬものは無いのだな、と思う。
今夜飲んだのは、大紅袍。紅茶のような色合いのお茶、味わいはどっしりとした感じ。私はすっきり系の高山烏龍から中国茶にはまったので、この、少し野性味のある男性的なしっかりした味には最初慣れなかったけれど、いろんなお茶を飲んで行くうちに、深みのある良いお茶だなあと感じるようになった。先月、友人がこの大紅袍のふるさと武夷山に行った。その写真の一枚に、大紅袍の原木の茶樹が写っていた。私もいつかお茶のふるさとを訊ねてみたいな。
 白地に赤と黒の鯉がすっと泳いでる小さな茶杯で大紅袍をいただく。
●大紅袍(だあほんぱお) 中国茶6つの分類で青茶に属す。これも武夷山産。
2004年06月07日(月)
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