今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 いやしのお茶効果(高山烏龍)

 きょうはドイツ語の日。…が、残業で行けなかった〜!きょうは会社に先日の深[土川]で仕入れてきた“君山銀針(くんさんぎんしん)”を持っていっていたので、それを日がなちびちびと飲みながらお仕事。
 会社ではこんな蓋つきのガラスのカップでよく中国緑茶の龍井(ろんじん)などを飲んでいるが、本日は“君山銀針”。カップの三分の二ほど飲んだらまたお湯を足して、一日これを飲んでいた。こんな風に飲んでいても苦味も渋みも出ず、まろやか。

 本日もいそがしかったけど、少しだけうれしいことがあった。ふだんあまり話したことがなかった他部署のかたと、先週末偶然バスで一緒になり、その時たまたま持っていた浙江省の緑茶の小さなパックを差し上げたところ、きょう夕方、そのかたからお礼のメールをいただいた。そこには、そのお茶についての味わいとか茶葉の印象とかちょっとした感想が書かれていて、とてもうれしかった。さりげないことばの中に、ああこのかたもお茶が好きなんだな、と感じた。

 そんないい話もあったのに、残業仕事の終わりにちょっとイラつくことがあって、帰りの地下鉄の中で、このストレスを癒すにはあのお茶しない、と心に決めた!

 あのお茶、とは、私の中で中国茶ベスト1に輝いている台湾の高山烏龍!高山茶には焙煎を繰り返して寝かせた深い味のものがあるが、私が好きなのはあまり焙煎してない、浅く爽やかなもの。茶水の色も澄んだイエロー!香港の上環、皇后大道中の英記茶荘で買ったのが出会いだが、おじさんに、台湾のどこの高山よ、と聞くとぼそっと阿里山附近、と言っていた。ほんとかなぁ。もっと勉強して、いつかもっと突っ込むぞおじさん!
 しかし、この高山茶、ほんとに封をあけただけでバニラのような良い香りが広がり、ひと目惚れ。その後の私の中国茶への興味を決定づけたお茶だ。このお茶を飲む時は、細長い聞香杯(もんこうはい)でまず香りを楽しむ。これで疲れもストレスも一掃、ふんわり至福のひとときが訪れる…。

 緑色を残した茶葉は一つ一つが揉捻されて丸いが、これが茶壺の中でふわーっと大きな葉に広がるのだ。

●(私が飲んでるのはたぶん)阿里山高山烏龍茶
中国茶の6つの分類で青茶に属す。高山で栽培されているものは多いが、高山茶、と言ったら台湾の高山茶をさす。阿里山高山茶は焙煎が軽く、“清香(ちんしゃん)”と表現される爽やかな香り。茶園は標高2000mの厳しい自然の中に。


2004年05月18日(火)
初日 最新 目次 HOME