今年花似去年好
WIPER! 泡茶日記



 茶!茶!茶!

 今日はかねてからのお約束の、中国茶買いつけツアー!!うれしい。連夜午前様なのに、きょうも早起きしてKCRのホンハム駅に集合。KCR、つまり九廣鉄道で中国側のシンセンへ。
 香港側の終点駅、羅湖で香港出境して短い橋を渡ると、もうそこは中国・シンセン。香港の中国返還前のこの香港出境-中国入国はとても暗いイメージがあった。駅の建物の、たしか改札のある階より上の階に行かされ、時間もいっぱいかかったよーな…。が、割とあっけなくシンセンの街に出てしまう。イミグレも近代的できれいな設備に。かつて訪れた時は、駅を出たら、ちょっとでも立ち止まってあたりをキョロキョロでもしようものなら、すぐに寄ってこられそうなコワイ雰囲気があったけれど、なんだか、とても空気がまるくなっている感じがした。それとも旅に慣れ過ぎてドキドキ感が無くなってしまっているのだろうか…。そんなこを考えながら、9人ほどの参加者に交じって目的地に向う。

 そしてそこは、夢の世界!!中国茶葉だらけ!!中国茶の卸し売りセンターのようなところだ。最初に連れていっていただいた店は、中国の武夷山を産地とする岩茶専門店。最初のその店ですでに1時間はお茶を飲み続けた。目からウロコは新茶! 本来発酵させているお茶の新茶、なんて、想像だにしていなかったので、その青々しい見た目、味にびっくり。
 その後、ランチをはさんで、私のベスト3中国茶に入っている鳳凰單ソウの専門店へ。ここでも、鳳凰單ソウと一口に言っても種類がたくさんあり、何種類かを試飲。お店の人が日本人にはキツイと思うと言ってたものが、私にとっての鳳凰單ソウのイメージに近く、これはお友だちのTさんEさんも同様だったようだ。飲み続けるうちに、お茶に酔ってくる。甘い香りと味に幸せな気分になる。お店の人は蓋碗(蓋と茶托が同じ陶器のセットになってる茶碗)いっぱいに茶葉を入れてこのトパーズ色の香りの宝石をいれてくれる。あーしあわせ〜。
 ふだん、緑茶、青茶、黒茶はよく飲むが、黄茶はまったく飲まないので、ぜひ今回は黄茶をと思っていた念願は、まるで少林寺の修行僧のようなお兄さんが入れてくれた君山銀針の購入で叶う。
 きょうが旅の最終日でなかったら、まだまだ離れたく無い気分だった。

 ふたたび戻ってきた香港。最終日の今日は、明日のフライトが朝のため、お友達宅からホテルに移動。いつもは油麻地のドーセットシービューだが、今回は尖沙咀は広東ロードの海港城(ハーバーシティ)にあるマルコポーロ・ケートウェイ!! チェック・インしたお部屋は、確実にいつものドーセットの3倍の広さがあるゾ。EさんTさんと海港城からプロムナードへ星光大道を見に向かう。
 黄昏の頃のプロムナードは素敵。星光大道は、プロムナードがそのまんま使われている。潮風に吹かれながら、ロマンティックな海沿いの小道をお気に入りの香港映画のスター、監督たちの名前を探しながら散歩するのもおすすめです、と言いたいところだが、できたばかり、しかも日曜、しかも母親節(母の日)も重なって、とにかく人があふれていた。
 香港最後の晩は、灣仔(わんちゃい)にある精進料理のお店。食後に友人たちとは、またすぐにても会えるような雰囲気で別れたけれど、よく考えれば、香港と東京、距離は遠く、またいつ会えるのかはわからないんだけどね。(とはいえ、年内にはまた会えるような予感…。)

2004年05月09日(日)
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