永遠の愛

2014年09月13日(土) 阻止

あなたと会える日まで、あともう少し。


私は、その日が、ダメになってしまうんじゃないかと、怯えている日々。


楽しみにしていると、ダメになるという、何かのトラウマなんだろうね。。


ダメになると思うと、ダメになるから、そう思わないようにしているけど。


これがまた、難しい。

絶対会える、現実になる、楽しい一日が待っていると、ウキウキしていたいけど。。

期待しすぎると、ダメになった時の衝撃が大きいから。。

考えないように、考えないように、心はニュートラルに。



数日前の電話で、「その日は、少し仕事が入って、朝は職場に顔を出さないといけなくなった」と言われた。

私は、ドキドキして、嫌な予感を打ち消そうと必死だった。


でもあなたは、「9時くらいには終わりそうだから。少し遅くなるけど、ごめんな」と、朝早くから出かけられないことだけを、申し訳なさそうに言ってくれた。


中止でなければ、全然構わない。


私は、ホッとして、「わかったー」と告げた。



次の日、「仕事は大丈夫?やっぱり、朝だけじゃなくて、1日仕事になるとか言われてない?」と聞くと、「それは大丈夫」と言われた。


「仕事するって言われてるけど、俺は断固として拒否してるから。どうしてもはずせない用事があるって、言ってあるから大丈夫よ」と言われた。


私を優先してくれていることが、とてもありがたかった。


なんとしてでも、時間を作りたいと思ってくれている気持ち。


私たちの仲は、ここまで進展したんだなーという、感慨深い思い。


あなたの、私に対する、思いの強さ、気持ちの変化。





昔々、あなたがまだ、結婚もしていない頃。


私への思いはそんなに強かったわけではなくて、ただの仲のいい、友達以上恋人未満の関係だった。


そんな私が、あなたと遊ぶ約束をしていて、優先順位に負けて、悲しい思いをしたことが、何度もあった。



まだ、携帯がない時代で、遊ぶ約束は、家の電話から。


今から会おうと言って、あなたの家まで行って、あなたの家の近くの公衆電話から、「着いたよ」と電話して、会っていた。

いつものように、「着いたよ」と電話すると、「ごめん!おまえから電話きた直後に友達から電話がきて、今からそいつと会うことになった。おまえはもう、出てるやろね〜と思って、連絡できなかった」と言われて、しょんぼりしながら、帰ったこともあった。


クリスマスの日、会っていたら、あなたの友達から電話がかかってきて、麻雀に誘われ、そっちへ行ってしまったこともあった。

クリスマスという、特別な日にも、ないがしろにされていた過去。


そんな理不尽な仕打ちにも、耐えながら、私はあなたを思い続け、今に至る。


私が、恋愛で得たものは、「忍耐」に尽きると、つくづく思う。




そんなあなたが、仕事よりも私と会うことを優先してくれる。


なんて感慨深いことだろう。。


なんとしてでも、阻止して、おまえと会うからという、強い意志。

嬉しくて嬉しくて、胸がいっぱいになる。


「どこに行こうか〜」とワクワクしながら、計画を立てる。


「だけど、おまえ、あんまりあちこちうろうろはできないよ。俺も仕事してることになってるし、どこで誰に見られるかわからないから」と言われた。


「え〜〜、1日中ラブホにでもいるつもり〜?どこか、海とか山とか外で遊びたいよ」と言うと、「いやいや、ちゃんと、どこかには行くのよ」と慌てて、言ってくれた。


「お弁当作ろうかなと思ったんだけど、、暑いから腐れるかなと思って、迷うんだけど」と言うと、「腐れはしないんじゃない。早めに食べたら大丈夫やろ」と言われた。

「お弁当作ってほしい?」と聞くと、「食べたいねぇ」と言ってくれた。

「お店で食べるのも、人目が気になるでしょ」と言うと、「そうなのよね〜」と言われた。

「じゃあ、ラブホで食べる?」と聞くと、「いや、どこか、外で」と言ってくれた。

そういう、私の思いも、くみ取ってくれていることが、本当に嬉しい。


どうかどうか、無事にその日がやってきますように。

なんのアクシデントもなく、無事に会えますように。

幸せで、楽しい1日になりますように。。


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まひろ [MAIL]

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