最近、ばあちゃん家に行くと よく叔父貴から志ぐれ<しぐれ>を貰う。 もち米とうるち米、小豆と砂糖で作った蒸し菓子で 餡物にしてはさっぱりした甘さと、硬過ぎずもちっとした生地に 小豆の皮の食感がよい。 作り手によって味が違うので、好きな人はそれぞれに 贔屓のお店がある。
この辺りの伝統菓子と言えば、やはりタルトだろう。 洋菓子のタルトレットではなくて、日本製だけど和菓子とも ちょっと違って、何と言うのだろう・・・県内限定で タルトと言えばこれ。 他所の人が知っていても、大手メーカーの名を冠して そのメーカーオリジナルのように誤解していることが多いが、 田舎のどこの菓子屋でも作っていて、スーパーにも 年がら年中並んでいる。 最近はタルトを擬人化したキャラクター(通称・タルト人)が 静かに流行していたりもするようだ。 個人的には大振りの大手メーカーのものより、2〜3口で食べられる 中巻きぐらいの大きさでしっとりと柔らかい田舎のものが好きだ。 長崎カステラのメーカー論争みたいなもんやね(笑)。 普段に買うほどの好物ではないが、正月などはやはり 赤餡と黒餡、両方ないと締まらない。 アンコが「の」の字に見える方を正面に置いて(笑)。
今の実家の近くには、醤油餅なんてのもあったなぁ。 生姜醤油の独特の風味は慣れればアリと思うけど、砂糖入りの 上新粉の生地が歯にくちゃくちゃ付くので苦手だった。
そう言えば、手の平サイズのこし餡入り饅頭。 唐草模様が描いてある所謂葬式饅頭を、地元の年寄りは 皮をパリッと炙って食うのが好きだったりして(僕自身は 餅も饅頭も柔らかいままの方が好きだ)そこそこ需要があるので 普段から売られているのだが、スーパーで“仏事饅頭”と書いて 置いてあった。他に呼び方はなかったのかなァ(^ ^;)。
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