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2006年03月19日(日) のとはいらんかいね・前編

思い立って北陸行。
季節柄、単車は厳しいと考え、車のタイヤをスタッドレスのまま戻さずに。

朝4時に出発。真っ暗な山間部を抜ける四国の高速には
濃い霧がかかっていて、ヘッドライトに照らされると
安っぽいサスペンスドラマのスモークのようだった。
本州に渡る頃にはうっすら明るくなった
夜中の旅って結構好きで、恐らく非日常的だったり道が空いてたり
二輪免許を取って暫く繰り返した刷り込みの影響だったり
するんだろうけど、そんな夜が明けてくる時はいつも
休みの終わりにも似た物足りないような寂しさを感じる。
たった自分独りだけの特別な夜が、みんな目覚めてきて
平凡な毎日の1つになってしまうような気がして。
この辺りでひと雨降られたが、後は概ね曇りだった。
ただ福井だけは酷い土砂降りで、路肩には雪も残っていた。

7時間かかって日本海@石川に到達し、
千里浜<ちりはま>なぎさドライブウェイ
走ってみる。
車外に出て写真を撮っていたら、冷たい強風で
耳が痛くなった。
続いて能登半島の西岸沿いに北上しながら
木造の福浦灯台巌門岩礁ヤセの断崖
義経の舟隠しなどを眺めて廻ると、
関野鼻に辿り着いた途端に
アラレ混じりの乾雪が降り注ぎ始めた。
海面から断崖に向けて吹き上がる勢いに
思わず「あぃだだだ」と声が出るほど痛くて
とてもじゃないが海を見る気力は失せちまったワケで。
天気予報は雨か曇りで10℃ぐらいだったのに、
路上の温度表示板は1℃。まさに悲しみ本線日本海(泣)。
一応、雪装備(革の帽子、マフラー、防水手袋)は持参していたものの、
まさか使うことになるとは思わなかった(因みに当家的な冬装備では
革ジャン(または防水のバイクジャケット)と防水靴は
標準仕様である)。


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