合鴨があったので、ばあちゃんに食わそうと思って調べたら 治部煮というものを見つけた。 要するに片栗粉(または小麦粉)をまぶした鴨肉と 大根やカブなどの根菜、その他の野菜を煮込んだ料理らしい。
そこでちょいとアレンジ。 鴨は煮過ぎると硬くなるということだったので、 スジ切りして包丁の背でしっかり叩き、一旦 酒だけで煮て汁気を切っておく。 シイタケ、人参には飾り包丁を入れる。 大根は面取りし、米のとぎ汁で下茹でする。 白ネギと揚げ出し用の豆腐はゴマ油で 表面を軽く焼いておく。 他にはキヌサヤ、エノキ、糸ゴンなど適当に。 鴨を煮た酒のアクを取り、適当な量の水と 昆布を入れて沸かし、酒、砂糖、だし醤油、 ミリンを加えて野菜類を煮る。 あ、煮るのは土鍋でね。 続いて、鴨に片栗粉をまぶして加え、ひと煮立ち。
時間の関係で前日に作り置きしなければならなかったんだけど、 加熱し直しても軟らかかった。 それに、この調理法は確かに美味い。あったまる。 煮る前に片栗をまぶすのは、鴨鍋や鴨南蛮にも応用できそう。 手をかけた部分を省略しても、基本的にいい味になるやろね。 臭み(そんなにはないけど)消しの薬味にはワサビというのも 成程である。 名前の由来で「煮るときに“じぶじぶ”と音がするから」という説に 人気があることにしても、作ってみて納得するばかりだった。
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