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2005年07月19日(火) 南の果て

本来ならば去年と同じく1日ずれた3連休だったのだが、
初日に職場関係者の結婚披露宴が入ってしまった。
これも付き合いだから仕方ない。
会場が実家の近くだったので、そのまま実家に泊まり、
ツーリングの代わりにオカンを連れてドライブに出た。

親を連れ出すとき、普段は自宅から実家まで
迎えに行かねばならず、1時間ほど余分にかかる。
今回は実家からのスタートで多少余裕があることだし
長距離コースをと、足摺岬を目指すことにした。
僕は4年前、仕事で九州に居た頃に
単車で寄ったことがあるが、オカンは初めてという。

緑映える山間の国道を乗り継ぎ、四万十川に沿って南下。
土佐湾の西の端に出ると、ゴツゴツした黒い岩肌に
打ち寄せる白い波が見える。
お遍路さんには無常観さえ誘うであろうこの辺りの風景は、
穏やかな瀬戸内の海を見て育った者にとって感動的である。

足摺は岬からの眺望がいいし、札所や土産物屋などが
灯台の周りにコンパクトに纏まっているのもいい。
対する室戸は、どちらかと言うと侘しい感じがする。
先ずは金剛福寺にお参り。
弘法大師を運んだという亀に因んだ大きな石像
鰹・鰤・鯨をレリーフにしたなど、愛嬌があった。



それから、向かいのお店でカツオ飯丼(生節の薄切りを乗せて
タレをかけたご飯)と、本場・厚切りのカツオのタタキを頂いた。
灯台の近くでは、ヘリコプターがレスキューの訓練か何かをしていた。
遊歩道を歩きながら、五島西端の大瀬崎灯台にも
椿の並木があったねと話す。
ひたすら青い海を眺めていると、岩礁近くの水中に
ちらっと見えるものあり。どうやら亀。
伝説になるだけあって、いるもんなんだなあ。
晴れて相当暑かったが、海鳴りと共に絶え間なく断崖
上がってくる強風は爽快だった。
足摺スカイラインの稜線にも雲海のような霧が流れていた。

帰りは宇和海に面した西海岸周り。
行きに寄った山中の道の駅では桃の、帰りの海沿いの道の駅では
御荘柑のシャーベットをそれぞれ味わった。
こういうのも一人だとあまり買わないので、連れのお陰。
約400kmのややハードな行程だったが
日帰りで十分に楽しめた。


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