既製品のアイスバイン(豚スネ肉の塩茹で)を切って レモン汁を振り、“堅あげポテト”(カルビー)を付け合わせに 白ワインを開けた。
ワインは基本的にドイツの白。 理由は好みもあるが、何より判りやすいから。 元々は酒を飲まなかった学生時代に、実習先の先輩に 連れられて行ったドイツワインの試飲会で ラベルの読み方を教わってから、少しずつ飲むようになった。
銘柄を云々できるような通ではない。 比較的お目にかかりやすい中では “Siebeldinger Konigsgarten<ジーベルディンガー・ ケーニッヒスガルテン>(王様の庭)”や “Piesporter Goldtropfchen<ピースポーター・ ゴールドトレプヒェン>(黄金の滴)”などが好みだけど、 銘柄よりも等級の方が味を想像しやすい。 乱暴な話、日本酒の銘柄が判らなければ取り敢えず 純米吟醸を選ぶような感覚。それよりも更に明快である。
「白ワインは口当たりが良くても 後に残るから嫌い」と言う人が時々いるが、 飲み会で隅っこに置いてあるような Tafelwein<ターフェルヴァイン>(並級酒)には、 僕も気分が悪くなることがある。 上級酒でも、Q.b.A<クーベーアー>(或いは単に Qualitatsweinと表記)のうち安物では同様。 その一つ上級のKabinett<カビネット>は 味と値段のバランスがよく悪酔いもしないので、 酒屋で見知った銘柄がなければ この等級の品を買っている。
それより上級になると、甘味が強過ぎて食事には合わず 専ら来客のもてなしにする。 値も張るので(田舎の酒屋のワインケラーでEiswein <アイスヴァイン>を見つけてレジに持って行ったところ、 親切に「少しお高いですよ?」と念を押されたことが あったなぁ(笑))ハーフボトルでしか手に入らないことも多く、 即ち日持ちがしないので、買い置きできないのがちょっと辛い。
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