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2004年12月21日(火) なくしたにぶんのいち

ロボット漫画2題。

『人造人間キカイダー』(石ノ森章太郎氏)
世代は世代なんだけど、漫画版を読んだのは初めてかも。
ストーリー自体は、う〜ん、まぁ・・・仕方ないよねと(^ ^;)。

生まれた時から自分に欠けていると思うもの。
自然に与えられている他者へのコンプレックス。
それを手に入れることで、何が変わるというのだろう。
色々と思うところはあるモチーフ。

『PLUTO』(小学館・浦沢直樹氏)
数百冊所有するに到った手塚治虫先生の著作の中で、
何故か『鉄腕アトム』は通読することなく擦り抜けてきた。
アニメ化されたものは観ていたんだけど。
ただ、たまたま昔から2冊だけ持っている朝日ソノラマ版の一つが
「地上最大のロボット」の巻であり、ご多分に漏れず
プルートウは好きなキャラクターの一人なのである。

そんな下敷きあっての邂逅。
昨今の『ブラック・ジャック』ブーム(?)あたりは
今一つ喜べなかったりするのだが、作中に現れる
ロビタを彷彿するようなロボットなど、こちらは好感が持てる。

浦沢氏版ゲジヒトのように、人間そっくりで人間の真似事をする
ロボットと言えば、かのアイザック・アシモフ氏の
小説『鋼鉄都市』を思い出す。
出会った当時小学生だった自分には、あまり入れ込むことが
できなかった作品だけど・・・ミステリーファンなら
もっと楽しめたろうか?(アシモフ氏の作品では、高校時代に
読んだ短編集『夜来たる』の方が個人的には好み)


人は何故、ロボットを己れに似せて組み立てようとするのだろうか。
いつかロボットが道具からヒューマノイドへと進化し、
ロボット三原則を理念ではなく現実へと変えていく時代が
きっと来る。
人間とロボット・・・何が同じで、何が違うのか。
その過程の中で、人はより自らのことを知るのだろう。


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