どういうワケか、僕が通った学校は 高校も大学も幾つかの小説のモデルになった。 特に高校は何分にも古いので、映画化された作品もある。 その作者たちと僕は関わりがなく、従って 単に偶然ではあるし、作品の世界と現場のリアリティとは やはり少し違ったように思う。
丁度1年ほど前から話題になった小説の作者は 親父が教員だった頃の教え子らしい。 こちらもまた、親交があるような間柄ではないのだが。 地元テレビ局の情報番組で、その作品の舞台を巡っていた。 そこは僕の生まれた街。 城山も商店街も学校も病院も、子供の足で 走り回っていた庭である。 町並みは多少変わったけれど、またゆっくりと 訪れてみるのもいいなと思った。
|