完璧な人間などというものはない。どれほど秀でた知識や技量を持っていても、どれほどたくさんの物事をこなすことができても。それは一つ一つの能力の絶対量に過ぎない。100%を意味する程度の指標にはならない。「あれができる、これができる」ということは勿論、それ自体は素晴らしいことだけれど、「だから、自分は偉い」ということには直結しない。そういった認識、姿勢こそが、決してパーフェクトにはなり得ない人間がしかし、よりパーフェクトに近付くために不可欠な要素だと思う。