隣町のばあちゃん&叔父貴夫婦の住む家が 老朽化で雨漏りもひどくて、いよいよ 建て替えることになった。
僕も、子供の頃からオカンの帰省に連れられて 何度も泊まったことがある。 昭和30年頃にひいじいちゃんが買った家らしい。 商店をしていたので土蔵が2つあり、 二階建ての表と裏の母屋に中庭もあり、 当時としては立派な造りだと思う。 座敷には大きな欄間の装飾や階段箪笥。 襖には『耳なし法市』の如く 漢文が書かれていて 子供心に怖かったなぁ。 台所に残る裸電球の灯りとか、 今ではすっかり 時代物になってしまったけれど。 そう言えば、僕が小学生の頃はまだ 薪で風呂を焚いてたっけ。
今日は建て替え前の荷物整理で、オカンのお伴で 手伝いに。 大きなお釜やダルマ型掃除機を始め古い家電の残骸、 和服など、出てくる出てくる。 階段箪笥上の天井板は扉になっていて、昔から 入ってみたかった天井裏にある広大なスペースの 雑多な荷物をを見て回った。
この家、この荷物、オカンや僕たちが見てきた光景を 近々生まれる予定の姉貴の子供とかに 見せてやれないのは残念だけれど。 今や住みやすい家とは言えないのだから仕方がない。 懐しさと感慨を込めて、幾度も デジカメのシャッターを切った。
|