あずきの試写室

2005年08月31日(水) 「セルラー」

上映時には2週間限定という期間の短さながら、
面白いと聞いていたので観たかった作品(結局上映中は無理でした。。)

ある事情により誘拐されたジェシカ(キム・ベイシンガー)が、
監禁部屋の壊された電話をあれこれいじることにより
唯一通じた相手がライアン(クリス・エバンス)という。
携帯電話を通じていかに、話を進めるのか。。。

いやーこれがなかなか、携帯電話という
どこでも連れて行けるツールを中心に、
方や監禁部屋から出られず、
方や車等駆使しいたるところに移動できるという、
対比を上手く使った見せ方が、面白いですね。
しかも、地下や電波が届きにくいところに行くと
勿論切れたら大変と大慌て(笑)
なかなか細かいところも神経が行き届いています。

「フォーンブース」では電話から動けない男を
作り上げたラリー・コーエン。
今回は、携帯で開く世界を原案というかたちで
作り上げています。

ちょっと頼りなげな容姿が、老犬を連想してしまった
ボブ・ムーニー巡査部長(ウィリアム・H・メイシー)や
とにかく憎たらしい!!ほどの嫌な演技が上手い
イーサン(ジェイソン・ステイサム)が脇を固めて
楽しめました。
と、まるで出番がなく、しかも出番中イルカの着ぐるみで
とほほな役をトゥルー・コーリングで
トゥルーの新しい彼を演じている人が(名前がわかりません。。。)!
脇役も要チェックですね(なんだか)


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