あずきの試写室

2005年05月19日(木) 「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」

現在原作本が来月第9巻が
発売されるという人気シリーズ。
(世界40言語に翻訳ってすごいですねー。それだけで
もう不幸せじゃないよね・・笑)

ちょっと雰囲気がハリー・ポッターに近いかな?
なんて思いつつも、
こちらは魔法ではなく、
天才発明家の姉ヴァイオレットと
大量の本を読み、その全てを記憶している弟クラウス、
そして何でも噛んじゃうサニー。
の3人で、後見人となる親戚をたずねて
あちこち連れられるのですが。
全員癖がある親戚ってところが難ですね。
しかも、全員一人暮らし。

その中でも一番のいやーな後見人オラフ伯爵を
ジム・キャリーが演じていますが、
「マスク」や「グリンチ」のような
テンション高すぎの演技が目を引きます。
この前に「エターナル・サンシャイン」で
ジムはこの路線でいくのか!?と思っていましたが・・・

3人のかわいさは勿論のこと。
長男クラウス演じるリアム・エイケンが
私の一押しのアーティスト(日本人)にそっくりなので
それだけでも観にいこうと思っていたという。
ある意味不純な理由(爆)
しかし「ロード・トゥ・パーディション」では
全然顔を覚えてなかったなー。うーん。

あちこち訪れる家が其々個性があって、面白い。
怖いもの見たさで、ちょっと訪ねてみたいかも。
「スリーピー・ホロウ」を制作したプロダクション・デザイナーが
担当しているだけあって、独特の世界観を醸し出してます。
また衣装も素敵!ヴァイオレットの着ている
ロングコートが売ってたら、即買だな(年齢はこの際無視)

勿論、エンドロールのアニメの雰囲気も良かったです。
途中にもあの絵柄を入れたらどうかって(それはまずいか)

劇中のレモニー・スニケットの声は、ジュード・ロウなので
これからご覧になる方はしっかり聞いてみてください。
私は終わるまで解りませんでした。残念。


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