あずきの試写室

2003年08月08日(金) 「セクレタリー」

スペイダーファンの皆様にはお待ちかねの新作!!
なんせこのところ年にほぼ1作しか出演しないと
決めているらしいスぺちゃん(笑)
その1作に選ばれた脚本やいかにの本作です。

でもって、いきなり人間天秤でスタートとは!(笑)侮りがたし。
スペちゃん演じる弁護士エドワードの元にやってくる
ちょっと風変わりなセクレタリー(秘書)のリーとの恋愛物語。
とくにこの映画を印象づけたのは、このリー演じるマギー・ギレンホールに
あるといっても過言ではないはず。

正直美人という感じじゃないけれど、
独特の個性があって、最初のやぼったい雰囲気が
どんどん美しく磨かれていくのが自然でいいです。
まあその磨かれ方が、ちょっと一般的ではないのですが。
月に変わってお仕置きならぬ
赤ペンもって、弁護士からお仕置き。むむ。

ポスターも四つん這いになったイラストだったり
お仕置きのイメージで、かなりアブノーマルな世界が
クローズアップされている映画か!と思われがちですが。
実際は、変わってはいるものの
決していやなずれ方ではなく、
リーのエドワードに対する彼女の心の動きを
丁寧に追った作品に仕上がっていて、
早くリーの気持ちを受け入れてあげればいいのになあ。
なんて、思ってしまいました。

また蘭の手入れをするエドワードの姿は思わずうっとり。
勿論一押しは、リーをお姫様だっこするエドワード。
ああ。私もしてもらいたーい。
なんて思っちゃいましたが、絵にならないので却下(当然)

ふたりの世界をそのまま追求して下さいと思うとともに
ちらっとリーの学生時代の同級生ピーターが
優しすぎるぞ!なんて思いつつ。
やっぱりエドワードの方がかっこいいよなあ。
なんてすでにリー以上に妄想の世界に入りそうな自分が
怖かったのでした。

それにしても、スぺちゃん。
年に1度だと。なんか見る度に「ああ年をとったなー」
なんてちと寂しい気持ちになってしまうので
せめて半年にいや。4ヵ月に1度は出て欲しいーーー。
そうしたら都内上映館が倍になるかもしれない。
現在1館だったから倍で2館(爆)がんばれ!!


 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加