あずきの試写室

2002年06月05日(水) 番外編 「夏目漱石展」

実は、家を出るまでまず漱石展から行くか
先に「ノーマンズランド」を見てから行くか
悩んで出発。
先に映画館に行ったら、勘違いで8日から上映。
いつものことながら、ドジな私。
関内だったので、それから一駅乗って石川町へ。

夏目漱石といえば、「坊ちゃん」
「坊ちゃん」の中で好きなキャラクター(笑)は
誰かというとうらなりと応える
ある意味勘違いな読者でありますが。

今回は、漱石遺品受贈記念ということで
初出展のものもかなりあるというので楽しみでした。

入り口に入ってすぐに
書斎が再現されていて。
思ったより机が小さいのにまずびっくり。
机の上にある文具も、さっぱりしていて
そうかあ。小説家って道具がそんなに
いらないものなあ。なんて思いましたが
今のようにワープロなんて当然ないので
全部手書き。。
漱石特製原稿用紙なるものが存在していて、
大きさはB5版ですね。
その中に小さな字で、ぎっしり書かれているのは圧巻。
初めて生の「こころ」や「我輩は猫である」の
原稿を見れました。

私が個人の展示をした時のお楽しみのひとつが
住処を再現した、ミニチュアなのですが。
今回もありました^^
早稲田南町にあった漱石山房。
7間の平屋建てなのですが
部屋の周りがぐるっと廊下があり、
片方は洋風片方は和風と
なかなかこった作り。
しかし洋風の廊下は、窓ではなく
吹き抜けなので冬は寒そうだなナ。
だから、漱石の写真で火鉢をかかえているのがあるのか
なんて勝手な想像をしてしまったのでした。

目をひいたのは、漱石画「あかざと黒猫図」
かわいいというのとは違うけれど
作家と黒猫。うちのクロを思い出して
ふふ。良いなあなんて、勝手に一緒にさせて
もらっちゃいました。ふふ。

その他漱石とゆかりの人々の書などあり
充実した展示でした。

帰りに特製便箋をお土産に購入して、
これで書いたら漱石のような
名文が書けるかも!なんてことは
今書いている文章で十分ないとわかったのですが(爆)

文壇の巨匠。などという堅苦しいイメージとは違って
ひとりの小説家とその家族という
高みではない、ちょっとだけ身近に感じられることが
出来てよかったです。


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