| 2002年04月28日(日) |
「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」 |
ジブリ以外のアニメ映画を日記に書くのは 映画日記をつけてから初めてな気がします。 エヴァ旋風が吹き荒れた後 アニメ映画を見ていなかったのを反省。 コミックは毎日のように読んでいるのになあ。
この作品は、以前からネット友達からも 良かったと聞いていたので 見たいと思っていたのでした。 大人が見ても感動できる作品に仕上がっているというので ええあのしんちゃんが!? なんて先入観は置いといて、見てみると。。。
いきなり画面は万博の世界。 1970年に大阪で行われた万博は 遥か昔の事になってしまいましたが、 映画の中では現実の世界のよう。
現在大人の人達が、子供の時を懐かしく思う 20世紀。 いまのように、テレビやビデオ、テレビゲームに パソコンといった身近な機器が まだまだ遠い存在で、 遊びといえば、縄跳びにかくれんぼ。
今の子供たちが見たら、 ええこんなもので楽しめたの?? なんて世界がしんちゃんの中では 楽しい大人の世界。
そして、その楽しさの中に閉じ込められてしまった 大人たちを救うべく立ち上がったしんちゃんたち。 勿論、ギャグ映画なので笑いのつぼは はずしていないけれど、この映画では ギャグよりももっと視点をおいているのが 誰でも持っている子供の心と郷愁。
なので、子供だけじゃなく大人が見ても大丈夫。 肩の力をぬいて、ああこんな時代もあったんだなあ。 また今の子供たちは、ええ親達にもこんな時代があったんだ と思ってもらえるので、どちらも楽しめます。
絵柄はシンプルながら、丁寧に作られているので やはり日本のアニメっていいなあ なんて安心して見ていられたのでした。
実際20博があったら、行ってみたいなあ。 その時は、みさえに負けずになりきっちゃいたいんだけど。 いいかな(笑)
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