あずきの試写室

2002年03月10日(日) 「レクイエム・フォー・ドリーム」

怖い怖い。
ホラー映画じゃない怖さの極致かも。。

政府広告のドラッグの怖さを
扱ったCMを思い出してしまいますが、
ドラッグの果ては
想像していたことであっても
映像になると、神経にぞくぞく
くるものがあります。

特に、ダイエットからどんどん
薬物依存になる母、エレン・バースティンが
ふっくらお母さんからゾンビのように
なっていく過程も不気味。
ここまで演じられるってすごい!の
一言であります。

さらに、息子役のちょいジム・キャリー似の
ジャレット・レトといい
久々のジェニファー・コネリーといい
汚れ役を徹底して演じている。
なにしろ、私のジェニファー・コネリーの
イメージは先日見た「フェノミナ」から
いきなり薬物中毒のお姉さまに
すっとんでしまうから。
びっくり。

カゲキなダイエットから
冷蔵庫がまるで怪獣コールドボックスキング(謎)のように
変身するのは、おかしいような怖いような。

自分もこのところ、CMのダイエット薬をみると
簡単に痩せられるなら、ちょっといいかも!
なんて安易に考えていたことに
ちくちくちくと警告を鳴らされたようで
人の振り見て我が降り直せ的作品にも
感じてしまったのでした。



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