あずきの試写室

2002年02月19日(火) 「ニューイヤーズデー 約束の日」

この映画を見ていたら
昔家の人の実家の近所であった事故を
思い出しました。

スキー旅行で友達と先生を一遍に雪崩で
亡くしてしまい、生き残った二人の少年。
彼らの使命は、亡くなった友人達の将来の夢を
ひとつひとつ達成していくこと。

映画の中で、ビデオが良い効果を出しています。
繰り返し、残った少年達が見る
ビデオの中の友人達は生き生きとして
まるで、なに暗い顔してるんだよって
語りかけてくるよう。
それに対して、生きている二人の方が
よほど死人のよう。
あくまで前向きではなく、後ろ向き。

また二人の生活の対比が、描かれているのですが
ちょっとどういう生徒達が通う学校なのか謎に
感じてしまいました(どうでもよいことが気になる)

内容は重く、出てくる人も
なにか精神的にかかえている人が多く、
友達の死も悲しいのだけれど
泣けるという感じとは違ってました。

運命はひとりずつ決まっているのかもしれないなあと
見終わったあと漠然と感じたのですが、
監督が言いたかったこととは
完璧ずれているかもしれません。


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