あずきの試写室

2001年11月06日(火) 「ハードディズ」

「処刑人」ですっかり気に入った
ノーマン・リーダス(リーダース)が
現代の「サイコ」??なんて
感じのマザコン青年を演じています。
(そういえば、「サイコ」の主人公の
名前はノーマンだったなあ。。
ノーマンつながり、なわけないですね)

普通の生活をしていた青年が
あることをきっかけに暴力の魅力に取り付かれ
やくざな世界へ。
私生活では、過保護以上に
世話を焼く母親を大切に思いつつも
反発心も。そんな生活の中
日々心のバランスを崩していきますが。。。

暴力映画ではあるのですが
残酷というよりもからっとしています。
むしろ怖いのは母親の異常な愛情。
何から何までしてあげないと
気がすまず、息子の彼女は絶対認めない姿は
ただのマザコンでは片付けられない
息苦しささえ感じました。

20代後半にこの役を演じたノーマンは
まるで、少年のような雰囲気もあり
役柄にもあっていました。

登場してくる人物がどの人物も
一癖あるというか、変わっているというか
ごく普通の人が出てこないという
映画でありました。





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