あずきの試写室

2001年08月12日(日) 「回路」

黒沢監督作品は、
以前ずっと続けて見ていた
哀川翔さんの
「運命の訪問者」等の
作品が印象的ですが、
この作品も
別の意味で深く印象に
残る作品です。

ある日を境に、行方不明に
なっていく人々。
それと共に起こる
摩訶不思議な出来事。。
果たしてそこには。。
想像を絶する出来事が
起こっていたのでした。。

上映時にはられていた
パソコンのディスプレイの中から
助けを求めている女性の
不気味なポスターが
とっても印象的でした。

実際映画自体も、
画面も内容も暗く、
私はビデオで見たので
まだよかったのですが
これが映画館のスクリーンで
回りが真っ暗だったら
うひゃーーー怖すぎ。。。

監督の、舐めるような
ざわざわと感じるような
不気味さは、ホラーとは
こうだよね!と
思わせるインパクトがあるのですが。。。

ううう。欲を言えば
不気味なんだけど
なんだか分らない。。の世界なんです。

特にラストも
こうきてしまうのかぁと
想像できてしまう落ち。。
ある意味、こうくるしかなかったのかも。。
(って私は監督かい!失礼)

でも、ここまで引っ張って来て
この落ちですかぁぁぁ。と
とっても欲求不満になってしまう
私は贅沢でしょうか。。


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