日記
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2001年11月17日(土) 『蜃気楼の見える街』



富山県に住んでいたことがある。
もうずっと昔のことだ。


「蜃気楼」って、御存知の方も、きっと多いかな。
コムズカシイ仕組みとかは、良く憶えていないけど。

富山湾って、ぐいっと深くえぐれているのだけど
春になり海面の気温が上昇して
その上に立山連峰の冷たい冷たい雪解け水が流れ込み
海面に急激な温度差が生じて
大気中で光の屈折が起こり

遠く対岸の街並みが


突如海の上に浮かび上がる。


あたかも其処に「存在」するかの如く。



一度だけ
その蜃気楼をこの目で見た。
今でもおぼろげに、頭の中に残る記憶。




「仕組み」を知っていても
そんな知識意味をなさない不思議な感覚。



時折こうして思い出す。

「もう一度、見てみたい。」
そんな風に思ったりもするけれど。
きっと唯一度しか見たことがないから
本当に偶然の「出逢い」だったから
だからこうして大切な記憶になっているんだろうと
そんな風に感じている。



つまり


人生は一期一会ってこと。




あれ?論点がずれてる?




明日の夜(正確には11月19日の午前2:30頃かな。)
しし座流星群、見に行く人は多いかな。
私も、都心から遠く離れた場所へ出向いて行く予定です。
(イヤ私の住んでるとこからして既に都心ではないのだけれども。)
綺麗に見えるといいな。
晴れるかなぁ。雲がないといいのだけど、微妙なところかな?

メテオストーム。

深夜は冷えるので、あったかくして行きましょうね☆


yuri |MAIL

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